LATIN_BACK.jpg (231819 バイト)

 


書体は、年代順に並べてあります

1. ローマンキャピタル体

ROMAN-CAPITALE-3.JPG (10373 バイト) ビルトアップ・キャピタル、キャピタリス・クワドラタとラスティッカは、古代から伝わる書体で、カリグラファーはすべて、この書法を修得している必要があります。他の書体とあわせて使用することもできます。

 



2. アンシャル体

UNCIAL-3.JPG (12731 バイト) ギリシャ文字に影響を受けた大文字で、キリスト教初期によく用いられました。シャープで、エネルギッシュ、そして大変機能的な書体です。

 



3. インシュラー草書体

INSULAR-MINUSCULE-3.JPG (14146 バイト) 6世紀に登場した最初の小文字書体です。独特の雰囲気があり優雅なコンデンスト体で、アイルランドの宣教師により、大陸ヨーロッパの国々へ伝えられたものです。

 



4. メロビンジアン体

MEROVINGIAN-3.JPG (13791 バイト) ヨーロッパ大陸に伝わるこのこの書法は、インスラー書体に由来します。「忘れ去られた時代」の書体ともいえるミステリアスな形態であり、カリグラフィーの芸術表現に、新しい世界を開くものです。

 



5. カロリン体

CARORINGIAN-3.JPG (13054 バイト) 8世紀と9世紀の文化ルネッサンス期に人気があった書体。明確な書法であり、偉大な作品のいくつかが、この書体を用いて書かれました。

 



6. 12世紀のコンプレスト体

COMPRESSED-STYLE-3.JPG (13251 バイト) コンプレスト書法は、視覚的効果が高いものです。この魅力的な、ギュッと詰まったフォームの書法を使うことで芸術的効果を高めることができます。

 



7. ゴシックテクチューラ体

GOTHIC-QUADRATA-3.JPG (15798 バイト) 黒の字画が多いことから「ブラック・レター」と呼ばれます。力強く、豪華な書体であり、13世紀から多く用いられました。

 



8. バスターダ体

BASTARDA-3.JPG (13890 バイト) ヨーロッパ・ルネサンス期の瀟洒な書体で、フランス、オランダ、ゲルマン系の地域でよく用いられてきました。

 



9. ロートゥンダ体

ROTUNDA-3.JPG (13601 バイト) 南ヨーロッパのゴシック体で、主にスペイン、イタリアで用いられてきました。スタイリッシュで洗練されており、大変読みやすい書体です。

 



10. イタリック体

CHANCERY-ITALIC3.JPG (14234 バイト) 洗練された、リズミカルなイタリアの書体。大変豊かな多様性をもち、様々な用途の適応します。

 



11. ファンデーショナル体

FOUNDATIONAL-3.JPG (12919 バイト) 20世紀の名カリグラファー、エドワード・ジョンストンが考案した書体です。上品で優雅なカリグラフィーの基本ともいえ、様々な用途に適しています。

 



12. ゴシサイズドイタリック体

GOTHICIZED-ITALIC-3.JPG (12781 バイト) 20世紀のオリジナル書体です。華麗で、上品ながら、現在の書家達の力強いスピリット代表するものでもあります。

 



13. ゲルマンゴシック体

GERMANGOTHIC-3.JPG (13867 バイト) 現在ゲルマン地域で最も好まれるフラックチュル書体で、ドイツ、オーストリア、スイスの書家達に多く使われています。作品がよりドラマチックに、力強く演出されます。

 



14. イタリックキャピタル体

ITALIC-CAPITAL-3.JPG (11448 バイト) 20世紀のモダンな大文字のイタリック体。商業デザインに使われる。

 



CALLIGRAPHY BY MURIEL GAGGINI


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